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履歴など


ギター演奏動画を録った、後 <フォームのチェック、音質補正>

blog-entry-38 自分のギター演奏を、チェック&上達用(=フィードバック)に動画で撮る/録る、そのあとのこと。
まさか録りっぱなしデスカ?それで終わり?(・・・そんな放置プレイ!!) 

■何をチェックするか⇒ストロークをチェック。具体的にドコを見る。
■最低限やったら、やらないよりチョットはいいかな、・・・という音質補正。


音質補正については、自分が使ってるあれこれ、の備忘録まとめメモ。
使用ソフトは2ch波形編集・音声編集ソフトの http://soundengine.jp/software/soundengine/ target=brank class=gaibu>Sound Engien free
【註】WInだった〜2014年Aprilまでの話


■何をチェックするか⇒ストロークをチェック。具体的にドコを見る。
輪っか率・・・手首のスナップが効いてるかどうか、手首ブラブラになってるかどうか
手首スナップ、よい例
図1:良い例
手首スナップ、悪い例
図2:わるい例

ストロークdown前(振り上げたup時)、親指と人差し指での“輪っか”が見えるかどうか
図1:良い例~親指と人差し指での“輪っか”が見える
図2:わるい例~輪っかどころか、親指さえあまり見えてない
全体を通して大体感じる“率”換算。限りなく100%がいい。
2010年になってこういう、ストローク(手首ブラブラ)が「まるでなってない」ことに改めて愕然として矯正中。
2009年の動画は限りなく0%なのヨ!・・・&いまもってなかなか輪っか率、低いんだよね~・・・!



ストロークの軌道(≒ピック入射角)・・・斜めすぎはいかん!!弦に対してなるべく90度、ってやつ。
※クリックすると大きいサイズ
ストローク、よい例http://blog-imgs-48.fc2.com/g/t/r/gtrinthesky/Stroke_Good=101021.jpg',100,75,'http://blog-imgs-48.fc2.com/g/t/r/gtrinthesky/Stroke_Good=101021.jpg',317,238)" style="cursor:crosshair;" class="mobileImg">
図1:良い例
ストローク、悪い例http://blog-imgs-48.fc2.com/g/t/r/gtrinthesky/Stroke_Bad=_090601_0703.jpg',100,75,'http://blog-imgs-48.fc2.com/g/t/r/gtrinthesky/Stroke_Bad=_090601_0703.jpg',288,216)" style="cursor:crosshair;" class="mobileImg">
図2:わるい例

弦に対して90度に、よく教本に書いてるアレだ!基本中の基本だが、意外と出来てない。
ナナメ過ぎなことこのうえない。
ところでこれは、前述の輪っか率(手首ブラブラ)とも関連する。
輪っか率(手首ブラブラ)がなってないときは、ストロークの軌道も斜めすぎ。




■最低限やったら、やらないよりチョットはいいかな、・・・という音質補正。
リバーブをかける、とか何かそういったエフェクト(効果)をかける、ということではない。
♬無音部の雑音をなくしたり
♬全体的に音量感を大きくしたり
と、いった、ほんともう、ちょっとした“音質補正”。

ギター弾き始める前で特に音がないハズ での ジ~~~ という 音
=無音部の雑音が除去できたら、それだけでも(何もしないままよりは)、結構イイ感じになると思う。
リバーブなどエフェクト類かけたりイコライザ(EQ)をいじったりするの、するならこの作業を行った後
手順をおおざっぱにまとめると以下。各Step毎の詳細は後述で。
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Step1:無音部の雑音除去~[ノイズゲート]
Step2:必要なら全体的に音量感上げる~[ノーマライズ]or[オートマキシマイズ] ・・・・以上!!
オマケその1:音源にちょこ~っと効果をかけたい場合のアレコレ
    ~[サラウンド(位相・広がり)]or[シンプルリバーブ]or[グラフィックイコライザ]・・・・かけすぎ厳禁
おまけその2:他音源とMixするのが前提の場合のアレコレ。
     ~[グラフィックイコライザ]、[マスタリングプロセッサ]・・・・やりすぎ厳禁
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Step1:無音部の雑音除去~[ノイズゲート]
[ノイズゲート]・・・設定値をプルダウンメニュー(いくつかある初期値)から選んだり、自分で設定したり
設定項目がいくつかある、具体的に関わってくるのが「スレッショルド」。
自分の録音(Rec時の音量)で、実際によく使うのは「スレッショルド:-38.8dB」とかあたり。
SoundEngine [ノイズゲート]設定画面

[ノイズゲート]、設定項目(カッコ内は単位) 
「スレッショルド(dB)」、「リリース(ms)」、「ステレオリンク(%)」、「効果/原音(%)」、「音量(dB)」
もちろん、著しく音源の状態≒音量≒録音状況≒ギターとデジカメ(のマイク)の距離、によるので、一概には言えない。


Step2:必要なら全体的に音量感上げる~[ノーマライズ]or[オートマキシマイズ] 
「音量感」を上げて音を大きくします。ちなみに「音量=Vol」そのものではありません。
下処理: ~[リミッター(音量制限)]
その前に下処理が必要。SoundEngineの画面を見ると、

・突発的に他より抜きん出て飛び出してる線
・飛び出してる線の平均的な上限ドコロ

がその波々具合で分かります。そういった、全体的に他より

・飛び出してる感あるところを、抑える=そんなに飛び出してないように

します。なぜか。次の「全体的に音量感上げる」のときに、この、飛び出した感あるトコロ、が、上限の基準になって、そのために「音量感上げられる余地が少ない」~「たいして音量感上げられな」くなるのを防ぐため。

[リミッター(音量制限)]・・・設定値をプルダウンメニュー(いくつかある初期値)から選んだり、自分で設定したり
波々具合を見て初めて『どの位をラインにしようかな~~』と見当つけることも出来るというもの。スレッショルド値(dB)。
SoundEngine [リミッター]設定画面

設定項目(カッコ内は単位) 
「スレッショルド(dB)」、「アタック(ms)」、「リリース(ms)」、「レシオ」、
「ステレオリンク(%)」、「音量(dB)」、「マキシマイズ(%)」
これこそもちろん、曲や著しく音源の状態によるので一概には言えない。


音量感up: ~[ノーマライズ]or[オートマキシマイズ]
音を大きくします。ちなみに「音量=Vol」そのものではありません。使う単位(dB)は同じだけど
[ノーマライズ]・・・ぽちっとメニュー押すだけで完了。設定項目などなし。

[オートマキシマイズ] ・・・設定値をプルダウンメニュー(いくつかある初期値)から選んだり、自分で設定したり
自分の録音(Rec時の音量)で、実際によく使うのはプルダウンメニューにもある「-12.0dB(ノーマル J-pop)」や「-13.0dB(ソフト J-pop)」。
SoundEngine [オートマキシマイズ]設定画面

[オートマキシマイズ]、設定値単位 「(dB)」
もちろん、著しく音源の状態によるし、どの位大きくしたいかにもよるので、一概には言えない。

オマケその1:音源にちょこ~っと効果をかけたい場合のアレコレ。かけすぎ厳禁
[サラウンド(位相・広がり)]・・・単位%、広がり感を演出(変更)する。
10%とか、ちょっとかけたりするとサラウンド感がちょっとかかって、かつ、かかりすぎでもなく。
設定項目(カッコ内は単位)
「チャンネルディレイ(ms)」、「定位(%)」、「低域広がり(%)」、「低域音量(dB)」、「高域広がり(%)」、「高域音量(dB)」、「音量(dB)」


[シンプルリバーブ]・・・[シンプルリバーブ][シンプルリバーブ2][シンプルリバーブ3]と3つあり、それらの
それぞれに、設定値をプルダウンメニュー(いくつかある初期値)から選んだり、自分で設定したり
自分の録音(Rec時の音量)で、実際に使ってみたりしたことあるのは[シンプルリバーブ]-「プレート」、
[シンプルリバーブ]-「部屋」、[シンプルリバーブ2]-「部屋の響き」とか。
他はかかりすぎて原型が見えないほど変な感じになっちゃうのもあるので、狙ってする以外はどうかと。

[グラフィックイコライザー]・・・設定値をプルダウンメニュー(いくつかある初期値)から選んだり、自分で設定したり
設定項目(カッコ内は単位)
「62Hz(dB)」、「125Hz(dB)」、「250Hz(dB)」、「500Hz(dB)」、「1kHz(dB)」、
「2kHz(dB)」、「4kHz(dB)」、「8kHz(dB)」、「16kHz(dB)」、「音量(dB)」
周波数帯ごとの・特定の周波数帯の音量を、単位dBを上げたり下げたりすることで、音のイメージ・感触を
ちょこっとだけ変える、こともできるし、結構相当変える、こともできる。


オマケその2:他音源とMixするのが前提の場合のアレコレ。やりすぎ厳禁
これが、いわゆるイコライザ(略表記:EQ)、周波数帯別にど~のこ~のしようという、音質補正としてはココこそがメインでしょ、という段階。ミックスダウンには必要な行程。逆に言うと
ギター演奏動画を録る(ギター弾き語り動画を録る)、程度では、ほんとは特にかける必要はない。

多重録音にする、トラックダウン(ミックスダウン)する、というトラック(音源)のひとつとして用いる場合、ちょこっとはかけたほうがいいかもしれない・基礎知識として原理(?)は知らないよりは知っておいたほうがいいかも、
最終仕上げのマスタリングという作業は大事だ、とかいう範疇でしょうか。
これだけで本が2冊(ミックスダウン、マスタリング)書けるくらいのもの、本格的にやるとなると奥が深い、本格的にその方面を学ぼうという人以外、みだりに足を踏み入れてはカオスに陥るので注意、といったところか。
あ、エレキギターする人は馴染みがあるのかな。エフェクターとかEQとか(アコギする人よりも)これらって必要な操作なので。

[グラフィックイコライザー]・・・設定値をプルダウンメニュー(いくつかある初期値)から選んだり、自分で設定したり
設定項目(カッコ内は単位) 
「62Hz(dB)」、「125Hz(dB)」、「250Hz(dB)」、「500Hz(dB)」、「1kHz(dB)」、
「2kHz(dB)」、「4kHz(dB)」、「8kHz(dB)」、「16kHz(dB)」、「音量(dB)」


[マスタリングプロセッサー]・・・設定値をプルダウンメニュー(いくつかある初期値)から選んだり、自分で設定したり
設定項目(カッコ内は単位) 
「変化制限(dB)」、「質感(%)」、「低音カット(dB)」、「空気感(%)」、「丸み(%)」、「広がり(%)」、「効果/原音(%)」、「音量(dB)」
もちろん元の音源の状態&目指す音の感じによるので、まったくもって一概に言えない。
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